2018年11月5日(月)
パリで人形浄瑠璃公演
JAPANESE PUPPETS PERFORM IN PARIS
英語タイトルのJAPANESE PUPPETS PERFORM IN PARISは「日本の人形がパリで公演」です。ここでのpuppetは、人形浄瑠璃の人形のことです。
フランスのパリで、人形浄瑠璃の公演が開かれました。フランスで日本文化を紹介する、「ジャポニスム2018」のイベントの1つとして行われたもので、観客を魅了しました。
人形浄瑠璃が英語でどのように説明されているかを学び、英会話などの際に、日本の伝統芸能について話してみましょう。
Parisians have been treated to a traditional Japanese puppet performance.
The event showcased ningyo joruri, a centuries-old traditional art form that combines puppetry with storytelling and music.
Some 200 people gathered at a Japanese cultural center in Paris to watch two plays by a theater troupe from Hyogo Prefecture, western Japan. The performance was part of "Japonismes 2018," which is showcasing Japanese culture in France throughout the year.
One play featured quick costume changes by the puppeteer and his puppet, which drew a huge applause from the audience.
The troupe leader expressed hope for further opportunities to introduce Japan's traditional performing arts overseas.
センテンスごとに学ぶ
ここでのbe treated to ...は「~でもてなされる」という意味です。Parisians「パリ市民」が観劇したことを、このように伝えています。
puppetは、動かせるように作られた「操り人形」のことです。
ここでのperformanceは「公演」という意味で、puppet performanceは「人形劇」です。
ここでのshowcaseは「披露する、見せる」です。
centuries-oldには「何世紀も続く、数世紀にわたる」という意味があります。
puppetryは、「操り人形、操り人形の製作や操作の技術」です。
storytellingは「物語を話す(こと)、物語の技術」で、ここでは人形浄瑠璃における太夫の語りを表しています。
ここでのsomeは「およそ」で、そのあとに続く数字が「多い」という含意があります。「およそ200人もの人々」といった意味合いです。
a theater troupeは「(演劇の)一座、劇団」です。具体的には、兵庫県を拠点に活動する「淡路人形座」が演目を披露しました。
western Japanは「日本の西部、西日本」で、兵庫県の位置を説明しています。
be part of ...は「~の一環、~の一部」です。
Japonismes 2018は、フランスで実施されている日本文化を紹介する行事です。
ここでのshowcaseは「紹介する」です。
上演された2つの演目のうちの1つについて説明しています。
ここでのfeatureは「特色にする、呼び物にする」です。
quick costume changeは、一瞬のうちに衣装を替える人形浄瑠璃の「早替わり」 です。
puppeteerは「人形を操る人」で、人形浄瑠璃の「人形遣い」です。
draw a huge applauseは「大きな拍手を得る」という表現です。
further opportunitiesは「さらなる機会」です。hope for further opportunitiesは、今回の公演のような機会が今後もあれば良いという期待をこう表しています。
performing artsは「舞台芸術」で、人形浄瑠璃や、演劇、音楽などのことです。