2018年8月23日(木)
本田選手 カンボジア代表の実質的監督に
HONDA NAMED CAMBODIA SOCCER GM
英語タイトルのHONDA NAMED CAMBODIA SOCCER GMは「本田選手がカンボジアサッカーのGMに指名された」という意味です。GM(general manager)はスポーツ用語で「ゼネラルマネージャー」です。
サッカーの本田圭佑選手が、カンボジア代表の実質的な監督としてチームを指揮することになったという話題です。本田選手はサッカー以外でも、カンボジアに関してどういったことをしたいと述べているでしょうか。
take up the role、sign a contract、capacityなどの英語に注目しながら、このニュースを学びましょう。
Japanese soccer star Keisuke Honda has announced he will join the Cambodian national team as their new general manager. He says he will take up the role while continuing his playing career.
He said his main duty will be to create a Cambodian style of soccer and that he will also serve as a coach for the team.
(Keisuke Honda)
"I want to contribute as much as I can to Cambodian soccer."
He said the role does not spell the end of his playing days and that he signed the contract after the Cambodian football federation told him he could continue as a player. He just signed a contract with Australian club Melbourne Victory earlier this month.
Soccer fans in Cambodia welcomed news of the appointment. Honda said he will also serve in a capacity outside of soccer, promoting Cambodia's culture and beauty to the world.
センテンスごとに学ぶ
announceは「発表する」です。ここでは、announced thatとしても構いません。
joinは「加入する、加わる」で、この文では本田選手が、カンボジア代表チームにゼネラルマネージャーとして参加するという意味で使われています。
national teamは、国の「代表チーム」のことです。
take upは「担う」という句動詞です。
playing careerは「スポーツ選手などの現役生活」という意味です。
dutyは「任務」です。
serve as ...は「~としての役割を果たす」という意味です。
ここでのcoachは、サッカーのhead coach「監督」です。
本田選手は監督を務めるのに必要なライセンスは持っていませんが、オーストラリアのチームで現役を続けながらカンボジア代表の実質的な監督として指揮を執っていくことになります。肩書は、Head of delegationです。
本田圭佑選手の記者会見での言葉を英訳したものです。
contributeは「貢献する」という意味です。
the role「その役割」とは、本田選手が実質的な監督になることを指しています。
spell the end of ...は「~に終止符を打つ」という表現です。
playing daysは、スポーツ選手の「現役時代」です。
sign a contractは「契約書に署名する、契約を結ぶ」です。
本田選手は会見で、「カンボジアサッカー連盟に現役を続けながら代表監督になることは可能かと打診したところ、本気ならば要請すると返事をもらって実現しました。こういった形での契約は世界で初めての試みだと思う」と経緯を説明しました。
earlier はearly の比較級で、ニュースで報道された時点よりも「前に」という意味で使われています。
サッカーワールドカップロシア大会で日本代表として活躍した本田選手は8月、新たな所属先としてオーストラリアのメルボルンビクトリーと契約を結びました。
welcomeは「歓迎する」です。
ここでのappointmentは「就任」という意味です。
serve in a capacityは「役目を果たす、務める」という表現です。
promoteは「促進する」です。
本田選手は今後の抱負について、「カンボジアの真面目なところは日本と共通する部分がある。カンボジアのサッカーのスタイルを作り上げていくとともに、カンボジアのすばらしさを世界に発信していきたい」と話しました。