2019年8月30日(金)
奈良で金魚すくい大会
'WORLD GOLDFISH CHAMPIONSHIP' HELD
英語タイトルの’WORLD GOLDFISH CHAMPIONSHIP’ HELDは「『世界金魚すくい大会』が開催」です。goldfishは「金魚」、championshipは選手権のような大会を表します。通常の文であれば、「開催された」はwas heldとなるところですが、ニュースタイトルなのでbe動詞が省略されています。
金魚の養殖が盛んな奈良県大和郡山市で、2,000人以上が参加して金魚すくいの腕前を競う大会が開かれました。
今回のニュースを通して、競技に関する単語を学習し、会話でも使えるようになりましょう。
Participants equipped with a paper scoop each tried to capture as many goldfish as possible in three minutes from a water tank holding about 1,000 fish. The game requires speed and skill as the paper net is very fragile.
To mark the 25th anniversary of the event this year, the organizers invited people from across the globe to participate in what they called a "world championship." About 50 people from nine countries, including the United States and Britain, took part.
A 17-year-old man won first prize. He scooped up 70 fish in the final.
センテンスごとに学ぶ
annual「毎年の」は、毎年1回恒例として開催されるイベントなどに使われる単語です。an annual meetingと言えば「年次会議」で、アメリカ英語では「株主総会」の意味で使われることもあります。
contestは「大会」という意味で使われる単語です。
ここでのscoopingは、scoop「すくう」にingを付けて形容詞的に使っています。
western Japanは「西日本」です。
金魚すくい大会が開催された奈良県大和郡山市は、300年以上前から金魚を育てている「金魚のまち」として有名で、日本一多くの金魚を出荷している日本有数の金魚の産地です。
equipped with ...は「~を装備する」で、あることを行うために必要な特定の装備を身につけることを表します。
paper scoopは、ポイと呼ばれる金魚すくいで使われる紙を貼ったすくい網を、こう表しています。
try to ...は「~しようと試みる」という意味です。
water tankは「水槽」です。
the game「競技」は、センテンス1のgoldfish scooping「金魚すくい」を指しています。
the paper netは「紙の網」で、センテンス2の paper scoopと同じものを指しています。
fragileは「もろい」ですが、ここでは「破けやすい」という意味です。fragileは「壊れやすいもの、割れやすいもの」にも使われる単語です。小包などには、"Fragile – handle with care."「割れ物ー取扱注意」という注意書きが付いていることがあります。
ここでのmarkは「記念する」という意味です。to mark ... anniversary「~を記念して」としてよく使われ、例えばto mark the town's 100th anniversaryなら「町の100周年を記念して」となります。
the globeは「世界」です。across「横切って」が付いたacross the globeは「世界中の」という表現です。
what they called ...は「彼らが~と名付けたところの、~と名付けられた」です。
world championshipは「世界大会、世界選手権」です。
including ... は「~を含めて、~を入れて」です。All of us, including you and me.「あなたと私を入れた私たち全員」のように、含まれるものや人を表すのに使います。
take partは「参加する」です。ここでは、took part in the eventのin the eventが省略されています。